ふくしま

ソフトウェアエンジニア

「勝て。欲しいものがあるなら。」という真理

ただのポエム

最近カイジを読んでいるのだが、エスポワール号での利根川の最初の演説が印象的である。 まあ要約すると利根川は「人生は勝たなければ意味がない」というようなことを言っている。 他にも似たような言葉で、アイシールド21の蛭魔も「勝て。欲しいモンがあるならな」や水星の魔女の「進めば2つ」などといった、人生を前に進めるためには勝つ必要があるという訓示は多いだろう。

これらの言葉は人生における真理だと思う。 と言っても、ここで僕も「勝て」という凡庸な結論を主張するつもりはない。 「勝て。欲しいものがあるなら。」という言葉の本当の意味は、 「欲しいものがないならば、勝たなくて良い」 だと主張したい。

そう。全ての物事で勝つ必要はないのだ。 別に勝たなくて良いところでは手を抜いたっていい。 だから最も大事なのは、自分が勝つ必要がある物事が何かを見極めることだろう。

自分の価値観を見誤って無駄に勝負をしていないか。 自分が幸せになるのに勝たないといけない勝負はなんだろうか。 それを考えるのが人生なのかもしれない。